私が歩き遍路を始めたきっかけ
遍路のきっかけは人それぞれ千差万別
お遍路さん、お四国さん、八十八ヶ所巡礼など呼び名はいろいろありますが、誰にでも、遍路に出るきっかけがあるはずです。近しい人が亡くなったり、何か願掛けがあったり、思い悩むことがあって、四国八十八ヶ所巡礼へ出る方もいるでしょう。
私の場合、全くもって偶然で、仕事を辞めた、追われていた資格試験に合格した、テレビでお遍路さん特集を見た、昔から旅に憧れていた、、、。
そんないろいろな偶然が重なって、ぽっかり時間が空いたのでお遍路さんへ出たのです。
全くアウトドアな人間ではなく、パソコンばかりに向かっていた日々が、いきなり歩き遍路ですから、それはそれは慣れるまでが大変でした。
そんな体験記は追々書いていきますが、それぞれのきっかけで、各々のタイミングで、いつ始めても温かく迎えてくれるのが、四国です。「お遍路さんを始めたい」と、もし僕が相談を受けたら、「やったら良いよ」とどんな人にも答えるでしょう。
歩き遍路の気持ちを支えるのは『自分が決断した事実』
お遍路さん、特に歩き遍路の場合は自分で決断しないことには、必ず壁にぶつかり背中を押した人に責任転嫁したくなります。自分で決断したからこそ歩けるワケで、最後のファクター、最初の一歩は自分のものでなくてはならないのです。
そんな歩き遍路の準備についても書いていきます。どうぞヨロシク!